海獣の子供

f:id:a1923:20190611215009j:image

幼少の頃から海に魅了されて生きてきた。一度だけ海の中でクジラの唄を聴いた時、海の中で泣いた記憶がある。(ただの窒素酔い)

 

 

 

※以下ネタバレ含む

とても綺麗で美しい作品でした。

内容が難しいと前情報でチラッと聞いてたんだけど、難しいというよりも世界は分かってない事だらけで、だからこそ魅力的で美しいよねっていう意図を感じたかな。ストーリーよりも映像を楽しむ映画でした。だからそこ映画館で観れて心底よかったと思う。壮大なストーリーとも言われてたりするけど、個人的には安直な表現も見て取れた。

 

 

自然こそ美しいというのがテーマだと思ってたんだけど、ザトウクジラの畝に目玉が描かれたり、タツノオトシゴも多分存在してない生き物で、少し何かズレを感じたかな。

 

海と言えばのカクレクマノミ ナンヨウハギから始まって、ザトウクジラ ジンベエザメ ジュゴン メガマウス リュウグウノツカイシーラカンス、淡水魚のガーまで出てきて、まるで厨パのようなラインナップ。そこまで集めるなら、オリジナルデザインのタツノオトシゴじゃなくてリーフィーシードラゴンでよかったのでは…?と思ったり。もっと海には小さな不思議な神秘的な生き物いっぱいいるからそこにもスポット当てて欲しかったなぁ…。そんな小さな生き物達に支えられて大きい生き物もいる訳だし…。